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2008年02月12日

ゼロから始めるAvimator (その3)

さて、前回まででとりあえず立ち姿をアップロードしIn Worldで再生するところまでこぎつけました。
静止のポーズを作るだけなら、以外に簡単だということがおわかりいただけたのではないでしょうか。
今日は静止ポーズを作るときの大事なポイントをひとつお話しておきたいと思います。

それは

実際は動かす必要のない関節でも数値的には微量でいいから必ず動かしておくこと。

なぜそんなことが必要なのでしょうか?その理由は下の画像をご覧ください。

ゼロから始めるAvimator (その3)

そう、腕が体を突き抜けてしまっています。(こわ~い)
なぜこんなことが起きてしまったのでしょう。わたしもしばらくその理由がわかりませんでした。

前回(その2)でアニメーションのアップロードをするときに優先度(プライオリティー)の話をしたのを覚えていらっしゃるでしょうか。SLのアニメーションにはそれぞれ優先度が設定されていて、二つのアニメーションが同時に重なると優先度の高い方が再生されるのです。

ところが、いくら優先度が高いからと言っても、そもそも動きが設定されていない部位に関してはアニメーションの上書きはなされません。

たとえば肘を曲げたようなポーズ(かりにポーズAとします)があったとしましょう。そこにポーズAより優先度の高いポーズBが同時再生により上書きされたとします。このときポーズBの肘になんの動きも設定されていなかったとしましょう。すると、ポーズAの肘を曲げたポーズはポーズBに上書きされることなく、そのまま残ってしまうのです。

上の腕が体を突き抜けているポーズは、Defaultの腰に手をあてたポーズ(肘を曲げている)に対し、一番高い優先度でポーズを上書きしたものの、肘を全く動かしていなかったためにDefaultの肘を曲げたポーズが残ってしまった結果です。

こうならないように各部位は必ず動かしておくようにします。(数値的にはX, Y, Z のいずれかを 1 動かすだけで十分です。)

次回はできたポーズをポーズボールに入れていきましょう。お楽しみに。


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この記事へのコメント
うほほ~い^^
このブログだけでアニメ作れるようになるよ~!
じゃまさんの説明が明確で解りやすいんだね^^
今後も参考にさせていただきます。。。
難しい事はSL内で泣きつきますが。。。^^;
Posted by 東北人 at 2008年02月16日 06:25
そう言っていただければ本望です^^

むずかしいとか、わかりにくいとか、飛ばしすぎとか感じた時は遠慮なく言ってくださいね。

あとIn WorldでのIMによる問い合わせもOKですよ^^
Posted by Jamaica at 2008年02月16日 20:13
はじめまして^^
こちらのブログを参考にアニメに初挑戦してみました。
説明もとても解りやすく丁寧に書かれていて
初めての私でもなんとかアニメ作れました!
ありがとうございます♪
今後も参考にさせて頂きます。
Posted by Arata (新) at 2008年02月27日 11:46
Arataさん、初めまして^^

お役に立ててうれしいです。
こんどは静止ポーズだけでなく、うごくアニメにも挑戦していきますので、楽しみにしていてください。
Posted by Jamaica at 2008年02月29日 18:39
 
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